MAGIS 40th 特別展示「Konstantin Grcic: Animal Farm」開催

MAGIS 東京ショールームでは、2016年10月26日(水)〜11月7日(月)の期間、コンスタンティン・グルチッチの特別展覧会「Konstantin Grcic Animal Farm|コンスタンティン・グルチッチ アニマルファーム」を開催します。

 

 

 

KGIDによる会場構成で、新作《BRUT》を国内初披露

優れた審美眼と洞察力でモノの本質を捉え、従来の枠にとらわれることなく常に革新的なデザインで新たな可能性に挑戦するデザイナー、コンスタンティン・グルチッチ。

 

本展はKGID(コンスタンティン・グルチッチ・インダストリアル・デザイン)による会場構成で、これまでにマジスから発表されたグルチッチ作品を本人がセレクトして一堂に展示。今年のミラノサローネで発表された新作コレクション《BRUT》も国内初披露します。

 

Konstantin Grcic《BRUT》

Konstantin Grcic 新作《BRUT》を背に / 2016年 ミラノ・サローネにて

 

また今年、ドイツ・ミュンヘンのデザインミュージアム(ディ・ノイエ・ザムルング)で開催されたグルチッチの大規模な展覧会「Konstantin Grcic: the good, the bad, the ugly」で展示されたChair_Oneの開発過程のプロトタイプの数々を撮り下ろした一連のフォト作品や、同じく今年ドイツ北西部の都市ビーレフェルトの市立美術館で開催された展覧会「Konstantin Grcic: Abbildungen」のために製作された、90年代から今までに描かれたグルチッチによるイラストレーションを壁紙に施した壁面作品《DIRTY OLD WALLPAPER》も会場の一面に展示します。

 

KGID_MAGIS展示イメージ

展示イメージパース (KGID)

 

特大サイズの《Ettore》も登場

2003年のChair_Oneの発表からこれまでに途切れることなく様々なプロダクトを共に開発し、プロジェクト毎に新しい技術や素材に挑戦し続けてきたグルチッチとマジス。本展はその共同作業によって生まれた作品の数々を通して、知性とユーモアを兼ね備えたグルチッチの世界観と、今なお進化する家具ブランド、MAGISの新しい可能性を空間全体で感じることのできる展示となっております。

 

特大サイズEttore

今展示会用に製作した特大サイズのEttore

 

 


<MAGIS 40th 特別展示 Konstantin Grcic “Animal Farm”>
会期:2016年10月26日(水)~11月7日(月) 10:30-19:00 会期中無休
会場:MAGIS 東京ショールーム(港区北青山1-2-3)
>>会場の展示風景はこちらのレポートでご覧いただけます


 

Konstantin GrcicKonstantin Grcic | コンスタンティン・グルチッチ

1965年、ドイツ・ミュンヘン生まれ。イギリスで木工家具を学んだ後、1990 年にロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・アート(RCA)を卒業。
ジャスパー・モリソンの事務所に勤務後、91 年に「コンスタンティン・グルチッチ・インダストリアルデザイン(KGID)」を設立。マジスをはじめ世界をリードするメーカーのプロダクトデザインを幅広く手掛ける。2001年、FLOS社から発表された「MAY DAY」がコンパッソ・ドーロ賞を受賞するなど、数々のデザイン賞を受賞。多くの作品がニュ-ヨ-ク近代美術館等のパーマネントコレクションに選定されている。
2015年には英Wallpaper誌主催のデザインアワードで「デザイナーオブザイヤー」を受賞、2016年から開催の第一回ミラノサローネ国際家具見本市アワード(Salone del Mobile.Milano Award)ではベスト・デザイナーに選ばれるなど、世界を舞台に今最も活躍するインダストリアルデザイナーのひとり。
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