秋の東京デザインウイーク中、MAGIS 東京ショールームではコンスタンティン・グルチッチの特別展覧会「Konstantin Grcic Animal Farm|コンスタンティン・グルチッチ アニマルファーム」を開催しています。
タイトルの「Animal Farm」は、マジスを象徴するアイコンともいえるラバをモチーフとした《Ettore》をはじめ、今回の展覧会に登場する作品をキャラクターにみたて、グルチッチらしい遊び心溢れる表現で名付けられたものです。
会場であるマジス東京ショールームのウィンドウで大きな存在感を放っているのが、今回特別に制作された特大サイズのエットレ。この真っ白なエットレに、皆様からのメッセージやサイン等を頂戴していますので、ご来場の際には遠慮なく書き込んでご参加ください。
期間中、10月27日にはコンスタンティン・グルチッチ本人も来日し、会場で来場者とのコミュニケーションを楽しむなどスペシャルな場面もありました。特大エットレに直筆サインも書いていただいたので、探してみてくださいね。
会場構成はグルチッチ率いるKGID(コンスタンティン・グルチッチ・インダストリアル・デザイン)によるもので、入って左手の壁面には、グルチッチ自身が描いたという可愛らしいイラストレーションを配した壁紙、右手の壁面にはChair_Oneの開発過程のプロトタイプを撮り下ろした一連のフォト作品が並びます。
《DIRTY OLD WALLPAPER》
今年ドイツ北西部の都市ビーレフェルトの市立美術館で開催された展覧会「Konstantin Grcic: Abbildungen」のために製作された、90年代から今までに描かれたグルチッチによるイラストレーションを壁紙に施した壁面作品
新作コレクション《BRUT》国内初披露
中央にはマジスとの記念すべき初プロジェクトである《Chair_One》をアイキャッチとし、コの字に組み合わされたユニークな什器が設置されました。各スペースには、国内初披露となる新作コレクション《BRUT》のほか、《360°Chair》、《SAMSON》、《Traffic Armchair》などグルチッチ本人がセレクトした作品を展示。プロダクトから連想したグラフィックの背景との調和をお楽しみいただけます。
会場奥にはネオンサインで”because it doesn’t look for an easy way out.”の文字が浮かび上がり、マジス創業者ユージニオ・ペラッツァの「簡単な道は選ばない」という言葉のように、新たな可能性を感じさせる空間となっています。
特別展示「Konstantin Grcic: Animal Farm」は、2016年11月7日(月)まで。
会期も残りわずかとなりましたが、お見逃しなくぜひMAGIS 東京ショールームへお越し下さい。
<MAGIS 40th 特別展示 Konstantin Grcic “Animal Farm”>
会期:2016年10月26日(水)~11月7日(月) 会期中無休
会場:MAGIS 東京ショールーム(港区北青山1-2-3)