Konstantin Grcicによる新作キャビネット「Chess」のインスタレーション

2018年のミラノサローネでコンスタンティン・グルチッチの新作キャビネット「Chess チェス」をお披露目したマジス。期間中、ミラノ市内の別会場にて、インスタレーション展示も行いましたので、その様子をレポートします。

 

grcic chess

 

マジスにとって錬鉄のOfficina、Brutに続く金属作品となるChessは、イタリアを代表する高品質メタルキャビネットのメーカー、Famiとのコラボレーションにより実現したプロジェクトです。

 

作業用キャビネットやオフィス什器に分類されるような家具の分野に飛び込むには勇気と先見性が求められますが、マジスはそこに可能性を見出し、生活シーンに合うよう慎重に修正を加え、開発に取り組みました。

 

grcic chess

 

grcic chess

 

作業用キャビネット本来の実用的な部分は残しつつ、引き手や土台にオーク材を用いることで、頑丈で冷たいイメージのシートメタルとは対照的な心地よい触感とエレガントさを備え、柔らかで洗練された雰囲気に仕上げています。

 

grcic chess

 

カラーはシグナルホワイトとワインレッドのパウダー塗装仕上げ。サイズ展開も豊富で、引き出しか引き戸を選ぶこともできます。単体での利用はもちろん、モジュールとしてまとめての配置もおすすめです。
日本での発売は、2018年冬以降を予定しています。

 

Chessの商品リリースはこちら [chess_release.pdf]

 


Installation “Chess”
curated by Konstantin Grcic for Magis

会期:2018年4月17日(火)- 4月22日(日)
会場:Via Gaspare Rosales 5 / milano


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