OFFICINA DINING

 

 – クラフトマンシップをモダンに昇華した製品 

マジスは45年前から、家庭や公共の場で使われるデザイン製品を作ってきました。私たちの目的は、デザインの限界を押し広げ、常に斬新なアイデア、新しいデザイン言語、革新的な製造方法を追求することです。マジスの製品ポートフォリオは、純粋なものから表現力豊かなものまで多岐にわたっており、長きに渡り使えるようにデザインされています。

2015年に発表した「Officina オフィチーナ」は Ronan & Erwan Bouroullec  / ロナン&エルワン・ブリュレックと協働したコレクションです。当初はテーブルからスタートしましたが、現在ではチェア、スツール、アームチェア、ソファ、ベンチ、アクセサリーなど、さまざまなバリエーションを展開しています。

 


THE IDEA BEHIND

ロナン&エルワン・ブリュレックがこのコレクションの制作を始めたとき、何か伝統的な加工プロセスを利用し、新しい視覚的デザインを生み出すことを考えました。そこで核としたのが独特のフレームです。いまとなっては珍しい手法である、鋼鉄をたたく「鍛造」を取り入れ、ハンマーの打痕が残るフレームをオフィチーナコレクションでは使用しています。この生き生きとした質感が、製品に唯一無二の存在感を与えているのです。

 

“ハンマーで鉄を叩きつけるという大胆で力強いジェスチャーを使いながら、同時に最小限の素材を生かし切る、相反する要素の共存こそがこのプロジェクトのポイントであり、製品を繊細なものにしているのです。” とロナン・ブリュレックは語っています。

 


Officina_chair_leather

Magis_Officina_Table_Detail

OFFICINA DINING

チェアとベンチでは、ガルバ(シルバー)、もしくはアンスラサイト(ダークグレイ)に塗装された、華奢な鍛造フレームが緩やかなカーブのシートと背もたれを支えています。
シート:屋外仕様(ポリプロピレン)/ 屋内仕様(合板、ファブリック、レザー)

テーブルでは、フレームを幾何学に組み合わせる事で、さまざまな高さやサイズを展開。天板も豊富で、アメリカンウォルナット、カララ大理石、鋼板、スモークガラスなどから選択することが可能です。

LATEST PROJECT

Magis_Ronan and Erwan Bouroullec_Halle aux Grains_Courtesy Bourse de Commerce-Pinault Collection_Photo Claire Lavabre-Studio Bouroullec_01

BOURSE DE COMMERCE, Paris

The Bourse de Commerce の新レストラン「Halle aux Grains」に設置された Officina オフィチーナの椅子とテーブル。 The Bourse de Commerce は、4年間の建設期間を経て、現代アートの美術館に生まれ変わり、2021年5月についに一般公開されました。

コレクターであるフランソワ・ピノー氏の夢が叶い、無限に広がる現代の創造的な彼のコレクションがパリの中心部で展示されています。Bourse de Commerce は、日本人建築家の安藤忠雄氏(TAAAA – Tadao Ando Architect & Associates)、NeM agency / Niney et Marca Architects、Pierre-Antoine Gatier agency によって修復、改装されました。インテリアデザインは、フランスのデザインデュオ、ロナン&エルワン・ブリュレックが担当しています。

シェフのMichelとSébastien Bras がメニューを考案したレストラン「Halle aux grains」では、落ち着いた雰囲気の中にも居心地の良さを感じられるよう、ロナン&エルワン・ブリュレックの「Officina オフィチーナ」コレクションのチェアとテーブルが選ばれました。鍛造フレームの素朴さが建物の歴史的な外観と完璧にマッチしており、忘れられないパリの景色を眺めながらの快適な滞在を約束してくれます。

写真:Claire Lavabre, Studio Bouroullec

 

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